リゾバで資産形成中のひろです。
私はこれまでイタリアン、フレンチ、そして日本料理(和食)と、様々なジャンルの現場を渡り歩いてきました。 その中でも今回は、特に「厳しそう…」「板前さんが怖そう」というイメージが強い「日本料理(和食)」の現場について解説します。
実際に私が経験したリアルなデータをもとに、「肉体的なキツさ」と「予期せぬ臨時収入(心付け)」について暴露します。
1. 制服の「期待値」:男性なら『作務衣』一択
まず、服装について。女性は「着物の着付け」が大きなハードルになりますが、男性の場合は「作務衣(さむえ)」や「洋風の制服(シャツ・スラックス)」がほとんどです。
- 作務衣のメリット: 紐を結ぶだけで着替えが完了する。ネクタイもベルトも不要。
- 結論: リゾバにおける「着替え時間」は無給の拘束時間です。ここを最短にできる作務衣は、時間単価で見ると最強のユニフォームと言えます。
2. 【業務比較】バイキング vs 会席料理
ここが本題です。私は両方のスタイルを経験しましたが、「身体のどこが壊れるか」が全く違いました。
① バイキング:『指』が死ぬ
毎日300人近くのお客様が来る大型ホテルのバイキング会場。 とにかく「数」をこなす戦場です。
- 業務: ひたすらお盆(トレイ)の片付けと補充。
- 結果: 「バネ指」になりました。
- 理由: 300人分のお盆を指で挟んで持ち上げ続ける反復動作で、腱鞘炎の悪化版のような状態に。朝起きると指が固まって動かないレベルです。
【教訓】 大規模ホテルのバイキングは、思考停止で働ける代わりに、関節への物理ダメージが蓄積します。
② 会席料理(山形・隠岐・熊本など):『腕と腰』に来る
一方、コース料理を順番に出す会席料理。 こちらは数は少ないですが、「質量」が違います。
- 業務: 見栄えの良い重厚な食器を運ぶ。
- 最大の敵: 「八寸(はっすん)」の前菜盛り合わせ。
- 理由: 演出のために「石のプレート」や「分厚い陶器」を使うため、見た目以上にズシリと重い。これを優雅に運ぶ必要があり、腕の筋トレ状態になります。
3. 「板前」という人種への攻略法
ドラマなどで「板場(調理場)は戦場」「怒号が飛ぶ」というイメージがありますが、実際はどうなのか。 結論、「変わり者は多いが、攻略は簡単」です。
職人気質で気難しい人もいますが、こちらが萎縮してボソボソ喋ると余計にイライラされます。
- 攻略法: とにかく「元気よく挨拶」をしておくこと。
- 効果: これだけで「お、こいつは元気があるな」と認識され、仲良くなれます。仲良くなれば、つまみ食いをさせてくれたり、仕事がやりやすくなるので、挨拶は「自分のための生存戦略」としてやっておきましょう。
4. 「心付け(チップ)」のリアルな相場
最後に、和食リゾバならではのメリット「心付け」について。 海外と違い必須ではありませんが、日本の旅館でもお客様からポチ袋を渡されることがあります。
- 頻度: たまに貰える(期待しすぎてはいけない)。
- 相場: 1,000円が多い。富裕層のお客様だと5,000円の時もありました。
- ルール: 基本的には「お店(上司)に報告」が必要です。
「時給+α」の臨時収入が発生するのは、他の職種(裏方や清掃)にはない、接客業ならではの「期待値の上振れ」要素です。
まとめ:自分の「身体の特性」に合わせて選ぼう
- 指・関節が強い人、単純作業が得意な人 → バイキング(作務衣で楽だが数は多い)
- 腕力に自信がある人、落ち着いて働きたい人 → 会席料理(一皿は重いが、走り回ることは少ない)
自分にとって「どっちがマシか(期待値が高いか)」を見極めて、現場を選んでみてください。


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