「リゾートバイトでも有給休暇はもらえる?」
「有給が発生したら、派遣会社から連絡が来るの?」
「シフト上の休みに有給を使えるって本当?」
リゾートバイトは数か月単位の仕事が多いため、有給休暇はもらえないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、派遣社員として一定期間働き、条件を満たせば、リゾートバイトでも有給休暇は発生します。
私は2024年5月から2026年5月までヒューマニックを利用し、全国10勤務地で働きました。
働き始めて約6か月後に担当者へ確認したところ、10日間の有給が発生していました。
担当者から付与の連絡はなく、自分から聞いて初めて分かりました。
最終的には、最後の勤務先だった那智勝浦で10日すべて使い切り、その後グッドマンサービスへ移っています。
私がヒューマニックで有給を使ったときの状況は、次のとおりです。
- 約6か月後に10日付与されていた
- 担当者から付与の連絡はなかった
- 残日数は担当者へ直接確認した
- 当時は前日までにメールで申請できた
- 派遣先のシフトで休みになっている日に使用した
- 有給日を含めて7日以上の勤務扱いにはできなかった
- 1日分は「勤務先の時給×8時間」だった
- 最後の勤務先で10日すべて使い切った
この記事では、ヒューマニックで実際に有給を使った経験をもとに、付与時期、申請方法、金額、派遣会社を変更する際の注意点を解説します。
なお、有給の申請方法や支給額、連続勤務の数え方は、派遣会社や契約によって異なる可能性があります。
この記事で紹介するのは、私がヒューマニックを利用していた当時の運用です。現在のルールは担当者へ確認してください。
- リゾートバイトでも約6か月働けば有給が発生する
- 有給の残日数は担当者へ確認した
- 有給の申請先は派遣先ではなく派遣会社
- 私は派遣先のシフト上の休みに有給を使った
- ヒューマニックでは有給を含めて7日以上の勤務扱いにできなかった
- 先のシフトが見えないと有給を申請しにくい
- 有給1日分は「勤務先の時給×8時間」だった
- 最後の勤務先で有給10日を使い切った
- 同じ派遣会社との雇用関係が続けば、派遣先が変わっても有給は継続する
- 派遣会社を変更すると有給は引き継がれない
- 有給は時給が高い勤務先で使う方がお得?
- 有給を使う前に担当者へ確認したいこと
- リゾートバイトの有給についてよくある質問
- まとめ|有給は先のシフトを確認して計画的に使おう
リゾートバイトでも約6か月働けば有給が発生する
リゾートバイトでも、条件を満たせば年次有給休暇が付与されます。
原則として、次の2つの条件を満たした労働者には、10労働日の有給休暇が付与されます。
- 雇い入れから6か月継続して勤務する
- その期間の全労働日の8割以上出勤する
週の所定労働日数が少ない場合は、勤務日数に応じた比例付与になることがあります。
私の場合も、ヒューマニックで働き始めて約6か月後に10日間の有給が発生していました。
ただし、担当者から「有給が付与されました」という連絡はありませんでした。
約6か月経過したころに自分から質問したところ、すでに10日付与されていることが分かりました。
同じ派遣会社で6か月以上働いている人は、次のように担当者へ聞いてみるとよいでしょう。
お疲れさまです。現在、有給休暇は発生していますでしょうか。残日数と申請方法について教えていただきたいです。
有給の残日数は担当者へ確認した
私は、有給の残日数をマイページなどで確認したわけではありません。
担当者へ直接質問し、10日付与されていることを教えてもらいました。
派遣会社によってはマイページで確認できる場合もあると思いますが、分からなければ担当者へ聞くのが確実です。
確認するときは、残日数だけでなく、次の項目も一緒に聞いておきましょう。
- 何日前までに申請すればよいか
- どの日に有給を使えるか
- 有給1日分の支給額
- 連続勤務の数え方
- 契約終了までに何日使えるか
私がヒューマニックを利用していた当時は、担当者へメールを送るだけで申請できました。
約2年間利用した感想は、【ヒューマニックを全国10勤務地で利用した本音レビュー】で詳しく紹介しています。
有給の申請先は派遣先ではなく派遣会社
リゾートバイトでは実際にホテルや旅館で働きますが、派遣社員の雇用主は派遣先ではなく派遣会社です。
有給休暇を付与する責任も派遣元にあり、派遣社員は派遣元へ有給を申請します。
私の場合は、ヒューマニックの担当者へ、
○月○日を有給でお願いします。
とメールするだけでした。
私が利用していた当時は、前日までの申請で対応してもらえました。
申請書の郵送や、派遣先のホテルへの連絡はありませんでした。
ただし、申請期限は派遣会社によって違う可能性があります。前日まで申請できるとは限らないため、事前に確認してください。
私は派遣先のシフト上の休みに有給を使った
私がヒューマニックで働いていたときは、派遣先から出されたシフトで、すでに休みになっている日を指定して有給を使っていました。
本来出勤予定だった日を有給へ変更し、新たに休みを作る方法ではありません。
派遣先から見ると最初から休みの日なので、有給を使っても現場のシフトや出勤人数は変わりません。
そのため、派遣先へ有給を使うことを伝えたり、許可をもらったりする必要もありませんでした。
一方、一般的な年次有給休暇は、あらかじめ働くことになっている日に、賃金を受け取りながら仕事を休む制度です。
派遣先のシフト表では休みでも、派遣元との契約上どのように処理されていたのかまでは確認していません。
私が利用していた当時の運用として紹介しているため、シフト上の休みに有給を使えるかは、派遣会社へ確認してください。
ヒューマニックでは有給を含めて7日以上の勤務扱いにできなかった
有給を申請するときに注意が必要だったのが、連続勤務の数え方です。
私がヒューマニックを利用していた当時は、有給を使った日も、連続勤務を管理するうえでは勤務した日として数えられていました。
実際にホテルで働くわけではありませんが、勤務扱いの日が7日以上連続するような有給の入れ方はできませんでした。
例えば、次のシフトが出ていたとします。
3日勤務→休み→3日勤務
中央の休みをそのまま休めば、
3勤→休日→3勤
となり、休日で連続勤務が一度区切られます。
しかし、中央の休みに有給を入れると、
3勤→有給→3勤
となります。
ヒューマニック側では有給日も勤務扱いとして数えられるため、合計7日連続の勤務扱いになり、この休みには有給を使えませんでした。
一方、次のシフトであれば、
2日勤務→休み→3日勤務
中央の休みへ有給を入れても、
2勤→有給→3勤
となり、合計6日連続の勤務扱いです。
この場合は7日以上にならないため、有給を使用できました。
つまり、シフト上の休みなら、どこでも自由に有給を入れられたわけではありません。
有給を入れた結果、勤務扱いの日が7日以上連続しない休みを選ぶ必要がありました。
これは私がヒューマニックを利用していた当時のルールです。すべての派遣会社に共通するとは限りません。
先のシフトが見えないと有給を申請しにくい
有給を入れて7日以上の勤務扱いにできないため、申請する日を決めるには、その前後のシフトを確認する必要がありました。
例えば、現在の休みまでしかシフトが分からない状態では、その後に何連勤するのか判断できません。
休みに有給を入れたあとで6日間の勤務が続くと、7日以上の勤務扱いになる可能性があります。
そのため、有給申請自体は前日まで可能でも、先のシフトが出ていなければ安全に申請できる日を判断しにくいという問題がありました。
有給を使いたい場合は、担当者へ残日数だけでなく、
この日に有給を使うと、連続勤務の扱いは問題ありませんか?
と確認した方が安心です。
勤務先のシフトが月の前半・後半に分かれて出る場合は、次のシフトが確定してから申請日を決める必要があるかもしれません。
有給1日分は「勤務先の時給×8時間」だった
私がヒューマニックで有給を使ったときは、1日につき、
その勤務先の時給×8時間分
が支給されました。
例えば、時給1,300円なら次の金額です。
1,300円×8時間=10,400円
最後に働いた那智勝浦では、通常の実働時間が1日6時間ほどの日も多くありました。
そのため、1日の支給額だけで比べると、実際に6時間働いた日より、8時間分支給される有給の日の方が多くなりました。
時給1,300円で計算すると、次の差になります。
| 日の種類 | 計算 | 支給額 |
|---|---|---|
| 6時間勤務した日 | 1,300円×6時間 | 7,800円 |
| 有給を使った日 | 1,300円×8時間 | 10,400円 |
有給を使った日の方が2,600円多くなります。
また、私の場合は勤務地の時給を基準に計算されていたため、時給が高い勤務地で有給を使う方が支給額も高くなりました。
ただし、有給日の賃金が法律上一律で「時給×8時間」と決められているわけではありません。
有給取得日の賃金には、平均賃金、通常の賃金、労使協定がある場合の標準報酬日額という計算方法があり、どれを採用するかは就業規則などで定められます。
自分の派遣会社がどのように計算しているかは、担当者へ確認してください。
最後の勤務先で有給10日を使い切った
私はヒューマニックからグッドマンサービスへ移る前に、有給10日をすべて使い切りました。
使用したのは、ヒューマニックで最後に働いた那智勝浦の勤務先です。
当時は閑散期で休みが比較的多かったため、シフト上の休みへ有給を入れていきました。
ただし、有給日を含めて7日以上の勤務扱いにならない日を選ぶ必要があります。
連続して10日間休んだのではなく、前後の勤務日数を確認しながら、使用できる休みに分けて申請しました。
有給は勤務期間中のシフトに対して使用する必要があり、契約終了後にまとめてお金だけを受け取ることはできませんでした。
退職や派遣会社の変更を予定している人は、最後の数日になってからではなく、余裕を持って消化を始めた方がよいでしょう。
同じ派遣会社との雇用関係が続けば、派遣先が変わっても有給は継続する
リゾートバイトでは、数か月ごとにホテルや勤務地を変える人も多いと思います。
派遣先が変わっても、同じ派遣会社との雇用関係が継続していれば、派遣元での継続勤務年数をもとに有給が管理されます。
私はヒューマニックを利用していた約2年間で、全国10か所の勤務先を経験しました。
勤務地が変わるたびに有給がゼロへ戻ったわけではありません。
同じ派遣会社を継続して利用するメリットの一つは、有給を維持しやすいことです。
派遣会社を変更すると有給は引き継がれない
派遣先を変えるだけでなく、派遣会社そのものを変更すると、雇用主が別の会社になります。
私はヒューマニックからグッドマンサービスへ変更しましたが、ヒューマニックで残っていた有給をグッドマンサービスへ移すことはできません。
そのため、ヒューマニックとの契約が終わる前に、10日すべて使い切りました。
グッドマンサービスでは、改めて有給の付与条件を満たす必要があります。
派遣会社を変える予定がある場合は、事前に次の項目を確認しましょう。
- 現在の有給残日数
- 使用できるシフト上の休み
- 有給を含めた連続勤務日数
- 有給の申請期限
- 契約終了日
- 最後の給与への反映時期
派遣会社を頻繁に変更しない方がよいと考える理由は、【リゾートバイトの派遣会社は複数登録すべき?】でも詳しく解説しています。
ヒューマニックとグッドマンサービスの違いは、【両社を実際に利用した比較記事】にまとめています。
有給は時給が高い勤務先で使う方がお得?
私がヒューマニックを利用していた当時は、勤務地の時給に8時間を掛けて有給1日分を計算していました。
同じ計算方法なら、時給が高い現場で使う方が支給額も高くなります。
| 時給 | 有給1日分 | 10日分 |
|---|---|---|
| 1,150円 | 9,200円 | 92,000円 |
| 1,300円 | 10,400円 | 104,000円 |
| 1,400円 | 11,200円 | 112,000円 |
時給1,150円の現場と1,400円の現場では、10日分で2万円の差があります。
ただし、有給を高時給の勤務地まで残し続ける場合は、期限にも注意が必要です。
年次有給休暇の権利は、原則として付与日から2年間行使できます。退職すると、退職日をもって残っていた有給の権利は消滅します。
支給額だけを考えて使わずに残し、期限切れや退職で失効してしまっては意味がありません。
有給を使う前に担当者へ確認したいこと
リゾートバイトで有給が発生したら、担当者へ次の内容を確認しましょう。
- 有給は何日残っているか
- 申請は何日前までか
- どのシフト日に使用できるか
- 有給日は連続勤務上どのように数えるか
- 7日以上の勤務扱いになる日はないか
- 有給1日分はいくらか
- 契約終了までに何日使えるか
メール例は次のとおりです。
お疲れさまです。現在の有給残日数と申請方法を教えていただけますでしょうか。また、有給を入れた場合の連続勤務の数え方と、1日分の支給額についても確認したいです。
使用したい日が決まっている場合は、次のように送ればよいでしょう。
○月○日を有給でお願いしたいです。前後の勤務を含め、連続勤務の扱いに問題がないかご確認をお願いいたします。
リゾートバイトの有給についてよくある質問
リゾートバイトでも有給はもらえますか?
条件を満たせば、リゾートバイトの派遣社員にも有給休暇が付与されます。
原則として、雇い入れから6か月継続勤務し、全労働日の8割以上出勤すると10日付与されます。
有給が発生したら担当者から連絡が来ますか?
派遣会社によって異なります。
私がヒューマニックを利用していたときは、担当者から連絡はありませんでした。
自分から質問したところ、すでに10日付与されていました。
有給は誰に申請しますか?
雇用主である派遣会社へ申請します。
私はヒューマニックの担当者へメールで申請していました。
シフトで休みの日に有給を使えますか?
私がヒューマニックを利用していた当時は、派遣先のシフト上で休みになっている日に有給を使えました。
ただし、有給日も連続勤務を数えるうえでは勤務扱いとなり、7日以上連続の勤務扱いになる日には使用できませんでした。
すべての派遣会社で同じ運用とは限らないため、担当者へ確認してください。
3勤・休み・3勤の休みに有給を使えますか?
私が利用していた当時のヒューマニックのルールでは使用できませんでした。
中央の休みに有給を入れると、
3勤+有給+3勤=7日連続の勤務扱い
になるからです。
有給は前日でも申請できますか?
私がヒューマニックを利用していた当時は、前日までに担当者へメールすれば申請できました。
ただし、前後のシフトが分からないと7日以上の勤務扱いになるか判断できないため、実際には先のシフトを確認してから申請する必要がありました。
有給1日分はいくらでしたか?
私の場合は、その勤務先の時給×8時間分でした。
派遣会社や契約によって計算方法が異なる可能性があります。
派遣会社を変更すると有給を引き継げますか?
雇用主が別会社へ変わる場合、前の会社で付与された有給を新しい会社へそのまま引き継ぐことはできません。
私はヒューマニックの有給を10日すべて使い切ってから、グッドマンサービスへ変更しました。
まとめ|有給は先のシフトを確認して計画的に使おう
リゾートバイトでも、条件を満たせば有給休暇が発生します。
私がヒューマニックで利用したときの状況は、次のとおりです。
- 約6か月後に10日付与されていた
- 担当者から付与の連絡はなかった
- 残日数は担当者へ確認した
- 前日までにメールで申請できた
- 派遣先のシフト上の休みに使用した
- 有給日も連続勤務上は勤務扱いだった
- 7日以上の勤務扱いになる日には使用できなかった
- 1日分は勤務地の時給×8時間だった
- 最後の勤務先で10日すべて使い切った
特に注意したいのは、有給を使った日も連続勤務上は勤務扱いになり、7日以上連続の勤務扱いにはできなかったことです。
申請自体は前日まで可能でも、先のシフトが分からなければ、使用できる日を判断できません。
有給を使うときは、残日数だけでなく、前後の勤務日数まで確認して申請しましょう。
また、派遣会社を変更すると、前の会社の有給を新しい会社へ引き継ぐことはできません。
派遣会社を変える予定がある人は、契約終了直前ではなく、先のシフトを確認できる時期から計画的に消化するのがおすすめです。

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