「リゾートバイトのレストランってきつい?」
「未経験でもできる?」
「バイキングとコース料理ならどっちが簡単?」
リゾートバイトの中でも、レストランはかなり募集を見かける職種です。
私は全国12勤務地でリゾートバイトを経験し、そのうち10勤務地でレストラン業務を経験してきました。
- 秋田:バイキング
- 山形:会席料理
- 隠岐の島:会席料理
- 河口湖:バイキング
- 黒川温泉:コース料理
- 嬉野温泉:イタリアン
- 礼文島:コース料理
- 奥入瀬:フレンチ
- 草津温泉:和食コース
- 松本:コース料理
結論から言うと、初心者ならバイキングの方が覚えることは少なく、始めやすいと思います。
一方で、私はお客様と会話したり料理を説明したりするのが好きなので、仕事としてはコース料理の方が好きです。
この記事では、10勤務地でレストランを経験した立場から、仕事内容・勤務時間・きつかったこと・英語・ドリンク・向いている人まで実体験で紹介します。
結論|初心者ならバイキング、接客が好きならコース料理
私が実際に両方経験した感想を簡単にまとめると、こんな感じです。
| 比較 | バイキング | コース料理 |
|---|---|---|
| 初心者向け | ◎ | ○ |
| 覚える量 | 少なめ | 多め |
| お客様との会話 | 少なめ | 多い |
| 料理説明 | 少ない | 多い |
| ドリンク知識 | 現場による | 必要になることが多い |
| 個人的な評価 | 70点 | 80点 |
バイキングは基本的に料理の補充やバッシングが中心なので、比較的仕事を覚えやすいです。
コース料理は料理名・食材・産地・提供順など覚えることが増えますが、その分お客様と会話する機会もかなり増えます。
リゾートバイトの職種全体を比較したい人は、リゾートバイトの仕事内容一覧も参考にしてください。
リゾートバイトのレストラン仕事内容
レストランといっても、バイキングとコース料理では仕事内容がかなり違います。
バイキングの仕事内容
私が経験したバイキングでは、主に次のような仕事をしていました。
- お客様の案内
- 空いた皿を下げるバッシング
- テーブルの片付け・セット
- 料理やドリンクの補充
- 営業終了後の片付け
特に多いのがバッシングです。
コース料理のように一品ずつ料理説明をする機会は少ないので、初めてレストラン業務をする人でも比較的入りやすいと思います。
コース料理の仕事内容
コース料理では、一品ずつ決められた順番で料理を提供します。
- 席への案内
- 料理説明
- 料理の提供
- 食べ終わった皿を下げる
- ドリンクオーダー
- ワイン・焼酎・ウイスキーなどの提供
- 次の料理を出すタイミングの確認
- テーブルの片付け・セット
会席料理・イタリアン・フレンチ・和食などを経験しましたが、基本的には料理を覚えて、決められた順番で提供するという点は共通しています。
一番大変なのは料理を覚えること
個人的にコース料理で一番大変なのは、料理を覚えることです。
単純に料理名だけ覚えればいいわけではありません。
- 料理名
- 使っている食材
- 食材の産地
- 料理の特徴
- 食べ方
などを説明する現場もあります。
さらに料理内容はずっと同じとは限りません。
食材が日によって変わったり、月が変わるとメニュー自体が変更されたりします。
せっかく覚えたと思ったら新しい料理になることもあり、最初の頃は結構大変でした。
私も休みの日にメニューを見て覚えることがありました。
意外と難しいのがドリンク
料理以上に人によって苦戦すると思うのがドリンクです。
特にワインの種類が多いレストランでは、覚えることが一気に増えます。
私自身、最初の頃は飲んだこともないワインについてお客様から
「どれがおすすめですか?」
と聞かれるのがかなりきつかったです。
焼酎やウイスキーも、オーダーを受けるときに水割り・ソーダ割り・ロックなどを確認する必要があります。
普段お酒を飲まない人だと、最初は何を聞けばいいのかすら分からないことがあります。
ただ、これも何度もオーダーを取っていれば慣れてきます。
未経験でも1週間くらいで形にはなった
私は未経験からレストラン業務を始めましたが、バイキングは1週間くらいで基本的な片付けや流れを覚えました。
コース料理も、最初は料理を覚えるのが大変でしたが、1週間くらいすると一通り自分で提供できるようになりました。
そのため、レストラン経験がないからといって、そこまで心配する必要はないと思います。
特にコース料理も、最初は難しく見えますが、ある程度は決められた説明を覚えて繰り返す仕事です。
一番きついのは朝早くて夜遅い中抜け勤務
仕事内容より、私がレストランで一番きついと思うのは勤務時間です。
ホテルや旅館のレストランでは、朝食と夕食の両方を担当する中抜け勤務があります。
例えば、
朝6時頃から勤務 → 昼に中抜け → 夕方から再び勤務 → 夜22時頃終了
という働き方です。
私が隠岐の島で働いたときは、朝6時から勤務して、退勤が22時30分を過ぎたことがあります。
これがかなりきつく、それ以降は朝が極端に早く、夜も遅い中抜け勤務は避けるようになりました。
ハイシーズンになると22時を超えることも珍しくなく、現場によっては23時を過ぎることもあります。
現在の松本でも、忙しい日は24時を過ぎて仕事が終わった日がありました。
レストラン求人を見るときは、単に「実働8時間」と書いてあるかではなく、何時に始まって何時に終わる可能性があるのかまで確認した方がいいです。
中抜け勤務については、リゾートバイトの中抜けシフトはきつい?で実体験を詳しく紹介しています。
繁忙期は忙しさが一気に変わる
レストランは、同じ仕事内容でも人員とお客様の数で大変さが大きく変わります。
スタッフが十分いる現場なら、料理を覚えた後のサーブ自体はそこまで大変ではありません。
逆に人が足りない状態で満席になると、一気に忙しくなります。
私も一度、めちゃくちゃ忙しい時間帯に料理を落としたことがあります。
その瞬間は本当に「終わった」と思いました(笑)。
忙しいときほど、料理を出すこと・皿を下げること・ドリンクオーダー・次の料理の確認などを同時に進める必要があります。
仕事そのものの難易度だけではなく、その現場に十分な人数がいるかでも働きやすさはかなり変わると思います。
レストランでは英語を使う機会も多い
観光地のホテルや旅館では海外のお客様も多く、レストランでは英語を使う機会があります。
特にコース料理では、料理名や食材を英語で説明する場面もあります。
ただし、英語が話せないとレストランで働けないわけではありません。
実際、私が働いてきた現場でも英語が得意ではないスタッフや社員は普通にいました。
分からなければ翻訳ツールを使ったり、分かる人を呼んだりしながら対応できます。
個人的には「気合いで何とかなる」場面もかなり多いです。
ただし、求人によっては募集条件に英語必須と書かれていることもあるので、英語に不安がある人は応募前に派遣会社へ確認した方がいいです。
力仕事よりも体力が必要
レストランというと「重いものをたくさん運ぶのでは?」と思う人もいるかもしれません。
私が経験した範囲では、特別な力が必要になる仕事はそれほどありませんでした。
ただし、体力はかなり必要です。
基本的に立ち仕事で、営業中は店内をずっと歩き回ります。
朝食と夕食の両方を担当した日は、どの現場でも1日の歩数が1万歩を超えることは普通でした。
重いものを持つ筋力というより、長時間立って歩き続けられる体力の方が重要だと思います。
身だしなみの厳しさはホテルによって全然違う
髪型や身だしなみについては、現場によってかなり差があります。
ホテルによっては男性スタッフに「おでこが見える髪型」を求めるようなところもあります。
一方で、比較的細かいルールが少ない現場もあります。
ここは求人票だけでは分からないこともあるので、
「髪型・髪色・ヒゲ・アクセサリーなどのルールはありますか?」
と派遣会社へ確認するのが一番確実です。
バイキングは70点、コース料理は80点
バイキングは70点
バイキングは比較的簡単で、初心者でも仕事を覚えやすいです。
ただ、仕事の中心がバッシングになることも多く、お客様と長く話す機会はそれほどありません。
私は接客そのものが好きなので、個人的な評価は70点です。
コース料理は80点
コース料理は覚えることが多く、最初はバイキングより大変です。
その一方で、料理説明をしたり、お客様の希望を聞いてお酒をおすすめしたりする機会があります。
私はこういう接客が結構好きなので、個人的な評価は80点です。
簡単さだけならバイキングですが、接客の面白さまで含めると私はコース料理の方が好きです。
レストランに向いている人
- 体力がある人
- 立ち仕事が苦にならない人
- 忙しい時間帯でも動ける人
- 人と話すのが嫌いではない人
- 料理やドリンクを覚えることに抵抗がない人
特にコース料理なら、料理説明をするためハキハキ話せる人の方が向いていると思います。
一方、接客にまだ自信がない人でも、バイキングならバッシング中心の現場もあるため比較的始めやすいです。
レストランに向いていない人
- 朝早い勤務がどうしても苦手な人
- 長時間立っているのがきつい人
- 忙しい環境が苦手な人
- 料理やメニューを覚えるのが極端に嫌な人
ただし、同じレストランでも勤務時間や仕事内容は現場によってかなり違います。
レストラン自体が向いていないと決める前に、勤務時間や営業スタイルを確認した方がいいと思います。
レストラン求人に応募する前に確認したいこと
私が今からレストラン求人へ応募するなら、最低でも次のことを確認します。
- バイキングかコース料理か
- 朝食勤務は何時からか
- 夕食勤務は何時頃終わるか
- 繁忙期は何時頃まで働くことがあるか
- 中抜け勤務か通し勤務か
- 月の平均残業時間
- ドリンクの種類は多いか
- 英語は必須か
- 身だしなみのルール
- 過去に働いた派遣スタッフから何か注意点を聞いていないか
特に私は、「一番遅い日は何時くらいに終わりますか?」を聞くようにしています。
平均的な勤務時間だけ聞くと、繁忙期の実態が分からないことがあるからです。
求人選び全般については、リゾートバイトの求人選びで失敗しない方法でも詳しくまとめています。
レストランについてよくある質問
未経験でもレストランで働ける?
働けます。
私も未経験から始めましたが、バイキングもコース料理も1週間程度で一通り仕事ができるようになりました。
初心者ならバイキングとコース料理どっち?
仕事を覚えやすいのはバイキングだと思います。
ただ、コース料理も料理説明などの文言を覚えれば対応できるので、未経験だから無理という仕事ではありません。
英語が話せなくても大丈夫?
英語が得意ではないスタッフも多いので、必ずしも話せる必要はありません。
ただし英語必須の求人もあるため、応募前に募集条件を確認してください。
力がなくても大丈夫?
私が経験した範囲では、特別な力が必要な仕事ではありませんでした。
ただし歩く量が多いので、筋力よりも体力の方が重要です。
まとめ|レストランは覚えるまでが大変だが慣れれば働きやすい
私は12勤務地のうち10勤務地でレストラン業務を経験してきました。
最初は料理やドリンクを覚えるのが大変ですが、一度流れを覚えてしまえば仕事自体はかなりやりやすくなります。
- 初心者ならバイキングが始めやすい
- 接客が好きならコース料理がおすすめ
- 料理よりドリンクで苦戦することもある
- 英語は話せなくても働ける現場は多い
- 力より体力が重要
- 朝早く夜遅い中抜け勤務には注意
個人的にはバイキング70点、コース料理80点です。
そしてレストランを一度経験しておくと、今後リゾートバイトで働ける場所の選択肢も増やしやすいと思います。
これから初めてリゾートバイトをする人は、リゾートバイト初心者完全ガイドも合わせて確認してみてください。
派遣会社選びから始める人は、実際に利用したリゾートバイト派遣会社の比較も参考にしてください。

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