「リゾートバイトのフロントってきつい?」
「未経験でもできる?」
「英語が話せないと無理?」
ホテルのフロントは、リゾートバイトでも人気のある職種の一つです。
一方で、チェックインや館内案内など、お客様と直接話す仕事が多いため、
接客経験がないと難しそう
と感じる人もいると思います。
私はこれまでのリゾートバイトで、ホテルフロントを複数の勤務先で経験してきました。
銀山温泉で仲居として働いていたときも、荷物運びから客室でのチェックインまで担当しています。
実際に働いた感想としては、
フロントは最初に覚えることが多いものの、一度慣れてしまえばかなり働きやすい職種
です。
私がリゾートバイトの職種として点数をつけるなら、
| 職種 | 個人的な評価 |
|---|---|
| 仲居 | 100点 |
| フロント | 90点 |
| レストラン | 80点 |
くらい。
フロント以外の仕事も比較したい人は、【リゾートバイトの仕事内容一覧】も参考にしてください。
もちろん、仕事内容や人間関係、勤務時間は現場によってかなり違います。
それでも私は、レストランよりフロントの方が楽で、自分には合っていると感じています。
この記事では、実際にフロントで働いた経験から、仕事内容・きつかったこと・英語・身だしなみ・向いている人まで詳しく紹介します。
リゾートバイトのフロントはきつい?
結論から言うと、
最初は大変。でも、仕事を覚えてしまえばかなり楽になる
というのが私の感想です。
フロントは体力勝負というより、
最初に覚える情報量が多い仕事
です。
例えば、
- 部屋の名前
- 部屋の場所
- エレベーターの位置
- 館内施設
- 食事会場
- 営業時間
- 周辺観光
- チェックインの流れ
などを覚える必要があります。
勤務開始直後は、
この部屋へ行くにはどのエレベーター?
大浴場は何階?
朝食会場はどこ?
といった質問へすぐ答えられず、戸惑うことがあります。
ただ、毎日同じ館内で働いていると自然に覚えます。
一通り頭に入ってしまえば、ほとんどの業務をスムーズにこなせるようになります。
私は慣れてからは、フロント業務の中で特別嫌いな仕事はありませんでした。
リゾートバイトのフロントの仕事内容
勤務先によって違いますが、私が実際に担当した主な仕事は次のとおりです。
- 玄関前での車の誘導
- お客様の荷物運び
- ポーター業務
- チェックイン
- 館内説明
- 客室までの案内
- 周辺観光の案内
- 状況に応じた他部署の手伝い
知床では基本的にフロントで働きながら、忙しいときにレストランを手伝うこともありました。
玄関前での車誘導
ホテルへ到着した車を誘導します。
お客様へ駐車場所を案内したり、荷物が多ければ降ろすのを手伝ったりします。
仕事内容自体は難しくありません。
ただし、ホテルの玄関なので、お客様にとっては最初に接するスタッフになることもあります。
明るく挨拶することが大切です。
ポーター・荷物運び
お客様の荷物を預かったり、館内や客室まで運んだりします。
銀山温泉で仲居をしていたときも、お客様の荷物を運び、そのまま客室まで案内していました。
大型ホテルの場合は部屋数が多いため、
○○号室はどのエレベーターを使うのか
を覚えるまでが少し大変です。
チェックイン
宿泊者の名前や予約内容を確認し、ホテルの説明をします。
ホテルによって手順は異なりますが、
- 食事時間
- 朝食時間
- 大浴場
- 館内施設
- チェックアウト時間
- 部屋の場所
などを説明することがあります。
最初は説明する内容を全部覚える必要があります。
ただ、毎日ほぼ同じ説明をするため、何度も繰り返していると自然に口から出るようになります。
館内説明
私が最初に大変だと感じたのは、館内構造を覚えることです。
特に規模が大きなホテルでは、
- 部屋の名称
- 部屋番号
- エレベーター
- 大浴場
- レストラン
- 売店
- 出入口
などを把握する必要があります。
勤務開始直後は、
このエレベーターに乗ったらどこへ行くんだ?
という状態になることもあります。
しかし、実際に館内を歩いているうちに覚えるので、必要以上に心配する必要はありません。
フロントで一番大変だったのは「覚えること」
私の場合、フロントで一番大変だったのは接客ではありません。
館内の情報を覚えることでした。
特に、
部屋の名前と、それぞれの部屋へ行くためのエレベーター
を覚えるのに苦労しました。
リゾートホテルや旅館は、建物が後から増築されていたり、館ごとにエレベーターが分かれていたりすることがあります。
お客様からすると、
部屋まで連れていってください
という単純な話でも、新人スタッフ側は館内構造を理解していないと案内できません。
ここは最初の数日〜数週間が一番大変です。
逆に言えば、館内を覚えた後はかなり楽になります。
未経験でもフロントはできる?
私は未経験でも十分できる仕事だと思います。
私が働いた現場では、未経験からフロントを始めるリゾバスタッフも多くいました。
実際、ある勤務先では、いきなりお客様の前へ出るのではなく、社員さんをお客様役にしてチェックインの模擬練習をさせてもらいました。
例えば、
「本日はご宿泊ありがとうございます」
から始めて、館内説明まで一通り練習するような形です。
ある程度できるようになってから実際のお客様を担当しました。
一方で、別の勤務先では、
一通り仕事を教わったら実践
という感じでした。
この辺は現場差がかなりあります。
研修がしっかりしているホテルもあれば、実際にやりながら覚える職場もあります。
初めてフロントをする人は、求人へ応募する前に、
未経験の場合、どのように仕事を教えてもらえますか?
と派遣会社の担当者へ確認しておくと安心です。
フロントに英語は必要?
英語については、
話せればかなり便利だが、話せないと働けないわけではない
と思います。
私は外国人のお客様を対応していて特に困ることはありませんでした。
ただ、同じ職場には英語が苦手なスタッフもいて、翻訳機などを使いながら対応していました。
そのため、
英語が話せない=フロントでは働けない
と考える必要はないと思います。
ただし、外国人観光客が多い地域では英語を使う場面も増えます。
ホテルや地域によってかなり違うため、英語が苦手な場合は応募前に、
外国人のお客様はどのくらい多いですか?
と確認しておくとよいでしょう。
フロントは周辺観光に詳しくなれる
私がフロントを好きな理由の一つがこれです。
フロントでは、お客様から、
近くのおすすめ観光地は?
○○へはどうやって行けばいい?
おすすめの飲食店は?
と質問されることがあります。
そのため、自分でも周辺観光について調べるようになります。
仕事のために調べた情報が、そのまま自分の休日にも使えます。
私はリゾートバイトで日本各地を移動するのが好きなので、
働きながらその地域に詳しくなれる
というのはかなり大きなメリットでした。
知床で働いたときも、休日には知床岬へ行ったり、羅臼でホエール・ドルフィンウォッチングをしたりしました。
実際の知床での生活や仕事については、【知床ウトロのリゾートバイト満了レビュー】で詳しく紹介しています。
レストランよりフロントの方が楽だった
私はレストランとフロントの両方を経験していますが、個人的にはフロントの方が好きです。
そして、フロントの方が個人的には楽だと感じています。
レストランは勤務時間がきつい
ホテルのレストランは、
- 朝食が早い
- 夜の営業終了が遅い
ということが多いです。
朝食対応があると朝早く出勤し、夕食対応では夜遅くまで働くこともあります。
特に中抜けシフトの場合、
朝働く
↓
昼に長時間休憩
↓
夜また働く
という生活になります。
私はこの働き方よりも、フロントの方が自分には合っていました。
リゾートバイトの中抜け勤務については、【中抜けシフトはきつい?通し勤務との違い】で詳しく紹介しています。
フロントは知識が私生活にも役立つ
レストランでは料理や配膳について詳しくなります。
一方、フロントでは、
- 周辺観光
- 交通
- 飲食店
- ホテル周辺の施設
について詳しくなります。
この知識は休日にも使えるため、旅行や観光が好きな人にはフロントがかなり向いていると思います。
フロントの身だしなみはやや厳しめ
フロントはホテルの顔になる仕事なので、レストランや裏方と比べると身だしなみは少し厳しいと感じました。
私が働いた現場では、男性の髪型について、
おでこを出して、きちんと整える
という感じでした。
ラフな髪型というより、
「接客業らしくバチッと決める」
イメージです。
もちろん、髪型・髪色・ヒゲ・アクセサリーなどの基準はホテルによって異なります。
応募時に派遣会社から身だしなみの条件を確認しておきましょう。
フロントに向いている人
実際に働いてみて、次のような人はフロントに向いていると思います。
人と話すのが苦ではない人
フロントは一日中お客様と接します。
話すこと自体が好きでなくても、
人と話すのが苦痛ではない
くらいなら十分だと思います。
笑顔で接客できる人
高度な接客技術より、
笑顔で感じよく対応できる
ことの方が重要だと思います。
ホテルへ到着したお客様に無表情で対応するより、明るく迎えた方が当然印象は良くなります。
感じよく対応できる人
私が思うフロントで一番大切な部分です。
特別に話がうまくなくても、
- 挨拶する
- 相手を見る
- 笑顔で話す
- 分からなければ確認する
という基本ができれば問題ありません。
フロントに向いていない人
逆に、次のタイプは少し大変かもしれません。
人と話すことがかなり苦手な人
接客を避けることはできません。
一人で黙々と働きたい人なら、清掃や裏方系の仕事の方が向いている可能性があります。
笑顔で接客するのが苦痛な人
フロントはホテルの第一印象にも関わります。
常に満面の笑みでいる必要はありませんが、最低限感じよく接する必要があります。
自信がなさそうに見えてしまう人
新人のうちは分からないことがあるのが普通です。
ただ、お客様から質問されたときに、
「た、多分こっちだと思います……」
という曖昧な対応をすると、お客様も不安になります。
分からない場合は、
「確認してまいりますので、少々お待ちください」
と一度確認すれば問題ありません。
分からないのに自信なさそうに答えるより、確認して正確に答える方がいいです。
フロントのメリット
実際に働いて感じたメリットは次のとおりです。
- 慣れれば仕事をこなしやすい
- 接客スキルが身につく
- 周辺観光に詳しくなる
- 仕事の知識が休日にも役立つ
- レストランより勤務時間が合いやすかった
- 体力的に極端にきつい仕事ではなかった
特に、旅行好きな人との相性は良いと思います。
フロントのデメリット
一方、デメリットもあります。
- 最初に覚えることが多い
- 館内構造を覚えるのが大変
- 常にお客様と接する
- 身だしなみがやや厳しい
- 外国人対応が発生することがある
- 現場によって研修の丁寧さが違う
最初の1〜2週間を乗り越えられるかがポイントだと思います。
リゾートバイトの職種としてフロントは90点
私がリゾートバイトで経験した職種を個人的に評価すると、
| 職種 | 評価 |
|---|---|
| 仲居 | 100点 |
| フロント | 90点 |
| レストラン | 80点 |
です。
ただし、これはあくまで私が働いた現場での評価。
同じ「フロント」でも、
- 上司
- 同僚
- 客層
- ホテルの規模
- 勤務時間
- 忙しさ
によって働きやすさは大きく変わります。
そのため、
フロントなら絶対に楽
という意味ではありません。
それでも、これからリゾートバイトをする人へ職種をおすすめするなら、フロントはかなり上位に入ります。
フロント求人を選ぶときに確認したいこと
応募前に、派遣会社の担当者へ次の内容を確認しておくとよいでしょう。
- 未経験でも応募できるか
- 研修はどのように行うか
- 外国人客は多いか
- チェックイン以外にどこまで担当するか
- 他部署へのヘルプはあるか
- 通し勤務と中抜け勤務の割合
- 1日の実働時間
- 身だしなみの基準
- フロントスタッフの人数
- 繁忙期の残業時間
求人票に「フロント」と書いてあっても、実際の仕事内容はホテルによって違います。
例えば私が知床で働いたときは、フロントを中心にレストランの手伝いもありました。
応募前に、
具体的に何をするのか
まで確認するのがおすすめです。
求人選びで確認しているポイントについては、【リゾートバイトの求人選びで失敗しない方法】でも詳しく解説しています。
リゾートバイトのフロントについてよくある質問
未経験でもできますか?
未経験OKの求人であれば十分できると思います。
私が働いた現場では、社員さん相手にチェックインの模擬練習をしてから実際のお客様を担当することもありました。
研修内容は勤務先によって異なるので、応募前に確認しましょう。
英語が話せなくても大丈夫ですか?
勤務先によりますが、英語が苦手なスタッフが翻訳機を使いながら対応している職場もありました。
英語ができれば便利ですが、必ずしも必須とは限りません。
フロントで一番大変なことは?
私の場合は、館内構造を覚えることでした。
特に部屋名や、どのエレベーターからどの部屋へ行けるのかを覚えるのが大変でした。
ただし、一度覚えるとかなり楽になります。
レストランとフロントならどちらがおすすめ?
私はフロントです。
レストランは朝が早く、夜も遅くなりやすかったため、フロントの方が働きやすく感じました。
ただし、接客をあまりしたくない人にはレストランの方が向いている場合もあります。
フロントは楽な仕事ですか?
最初から楽ではありません。
覚えることが多く、新人の間は大変です。
ただ、館内や仕事の流れを覚えてしまえば、私はかなり働きやすいと感じました。
まとめ|フロントは最初を乗り越えればかなりおすすめ
リゾートバイトのフロントは、
最初に覚えることは多いものの、慣れてしまえばかなり働きやすい職種
だと思います。
私が実際に経験して感じたポイントをまとめると、
- 車誘導・ポーター・チェックイン・館内説明などを担当
- 最初は部屋や館内構造を覚えるのが大変
- 一度覚えると仕事はかなりスムーズ
- 未経験でも研修してくれる勤務先がある
- 英語が苦手でも翻訳機を使える場合がある
- 周辺観光の知識が自分の休日にも役立つ
- 身だしなみはやや厳しめ
- 人と話すのが苦でなく、感じよく接客できる人に向いている
私自身の評価は90点です。
仲居の100点には少し届きませんが、レストランの80点よりもフロントの方が自分には合っていました。
もちろん、リゾートバイトは同じ職種でも勤務先によって大きく変わります。
求人票の職種名だけで選ばず、勤務時間や具体的な仕事内容まで担当者へ確認してから応募しましょう。
初心者ならヒューマニック
初めてフロントへ挑戦するなら、仕事内容や勤務条件を担当者へ細かく確認してから応募するのがおすすめです。私はヒューマニックを約2年間利用し、全国各地のリゾートバイトを経験しました。
時給を重視するならグッドマンサービス
ある程度リゾートバイトに慣れていて、条件を自分から確認しながら求人を探せる人にはグッドマンサービスも選択肢です。私は知床のフロント勤務で利用し、契約満了まで働きました。


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