「リゾートバイトの仲居ってきつい?」
「未経験でもできる?」
「仲居って女性の仕事じゃないの?」
旅館のリゾートバイトを探していると、よく見かけるのが「仲居」の仕事です。
私は山形県・銀山温泉の旅館で、約2か月弱、未経験から仲居として働きました。
男性なので着物ではなく洋装でしたが、
- 荷物運び
- 館内案内
- 客室案内
- 客室でのチェックイン
- 観光案内
- 食事の配膳
- 食事会場の片付け
- 朝食の準備
- チェックアウト
まで担当しました。
実際に働いた感想を先に言うと、
私はリゾートバイトの仕事の中で、仲居が一番好きです。
個人的な評価は、
| 職種 | 評価 |
|---|---|
| 仲居 | 100点 |
| フロント | 90点 |
| レストラン | 80点 |
くらい。
他の職種についても知りたい人は、【リゾートバイトの仕事内容一覧】も参考にしてください。
もちろん、同じ職種でも勤務先によって仕事内容や大変さはかなり変わります。
それでも仲居は、お客様一人ひとりと長く接することができ、
「ただ業務をこなす」より、一歩踏み込んだ接客ができる
のが大きな魅力でした。
この記事では、銀山温泉で実際に男性仲居として働いた経験から、仕事内容・きつかったこと・勤務時間・チップ・向いている人まで紹介します。
リゾートバイトの仲居はきつい?
結論から言うと、
最初は覚えることが多いし体力も使う。ただ、慣れるとかなり楽しい仕事
でした。
私が一番大変だったのは、料理を運ぶことや接客そのものではありません。
お客様へ説明する内容をすべて覚えることです。
仲居は、お客様が旅館へ到着してから、
- 館内
- 客室
- 食事
- 温泉
- 周辺観光
など、さまざまな説明をします。
新人のときは、
「次は何を説明するんだっけ?」
となりやすいです。
ただ、毎日同じ流れを繰り返すため、慣れるのも早かったです。
私は初日に社員さんについて館内説明を聞き、2日目には自分でお客様を案内していました。
1週間ほど働いたころには、仕事としてほぼ形になっていたと思います。
リゾートバイト仲居の仕事内容
私が銀山温泉で担当した仕事を、お客様が到着してから帰るまでの順番で紹介します。
お客様の荷物を持って館内へ案内
お客様が旅館へ到着したら、まず荷物を預かります。
そこから荷物を持ちながら、館内説明をして客室まで案内しました。
例えば、
- 大浴場の場所
- 食事会場
- 館内施設
- 利用時間
などを説明します。
この段階からお客様との会話が始まります。
ホテルのフロントとは違い、そのまま客室まで一緒に移動するので、最初からお客様との距離が近い仕事です。
客室でチェックイン・部屋の説明
部屋へ到着したら、
- 客室設備
- 食事について
- 温泉について
- チェックアウト
- 滞在中の注意点
などを説明します。
私が仲居の仕事で一番好きだったのが、この時間です。
フロントのチェックインよりも、一組のお客様に対して使える時間が長いので、会話を広げやすいです。
単にマニュアルどおり説明するだけでなく、お客様の旅行目的などを聞きながら接客できます。
観光案内をするのが一番楽しかった
特に好きだったのが、お客様への観光案内です。
銀山温泉まで旅行に来る人は、
「明日はどこへ行こう?」
「この辺りでおすすめは?」
と聞いてくれることがあります。
そういうときに、お客様の予定に合わせて案内できるのが楽しかったです。
私は、
お客様に少しでもプラスになる情報を渡したい
という気持ちで接客していました。
仲居はフロント以上に一組のお客様へ使える時間が長いことがあります。
その分、
「この人たちにはどんな案内をしたら喜んでもらえるだろう?」
と考えながら接客できるのが面白かったです。
夕食は食事会場で料理出し
銀山温泉の勤務先では、部屋食ではなく食事会場がありました。
そのため、夕食時間になると会場で料理を提供します。
主な仕事は、
- 料理を運ぶ
- お客様へ料理を説明する
- 食器を下げる
- 会場を片付ける
といった内容です。
このあたりはレストラン業務にも近いです。
仲居だから客室だけで働くわけではありません。
夕食後は片付けと翌朝の準備
お客様の夕食が終わったら、食事会場を片付けます。
その後、翌朝の朝食に向けた準備も行いました。
そのため、接客が終わったらすぐ仕事終了ではありません。
表でお客様と接する業務と、裏で準備する業務の両方があります。
チェックアウトも担当
朝はお客様のチェックアウト対応も行いました。
到着したときから帰るときまで、同じ旅館のお客様と接する機会が多いのが仲居の特徴です。
昨日案内したお客様と翌朝また会って、
「昨日はありがとう」
と声をかけてもらえることもあります。
こういうところも、私が仲居を好きな理由です。
一番大変だったのは説明を覚えること
私の場合、体力面より最初に苦労したのは説明内容を覚えることでした。
仲居は、
- 館内説明
- 部屋の説明
- 食事
- 温泉
- 周辺観光
など、話す内容がかなりあります。
特に新人のうちは、
「何か説明し忘れてないかな?」
と不安になります。
ただ、内容は毎日大きく変わるわけではありません。
何組も案内しているうちに、ほとんど自動的に話せるようになりました。
私は1週間ほどで、かなり慣れたと思います。
未経験でも仲居はできる?
私は完全未経験から始めました。
初日は社員さんの後ろについて、お客様への館内説明を聞きました。
そして翌日には、自分で案内しています。
最初から完璧にできるわけではありませんが、
実際にお客様を案内しながら覚える
という感じでした。
勤務先によって研修方法は違いますが、仕事内容そのものは、一度流れを覚えればそこまで複雑ではありませんでした。
未経験だからという理由だけで避ける必要はないと思います。
男性でも仲居はできる?
私は男性ですが、仕事内容で特に困ったことはありませんでした。
むしろ仲居は、
- お客様の荷物を運ぶ
- 館内を歩き回る
- 料理を運ぶ
- 食器を下げる
など、意外と体力を使います。
そのため、
仕事内容だけを考えると、男性にもかなり向いている仕事
だと感じました。
女性スタッフは着物を着ていましたが、私は洋装でした。
もちろん、服装や男性仲居の仕事内容は旅館によって違います。
ただ、
「男だから仲居はできない」
と心配する必要はないと思います。
仲居は意外と体力を使う
仲居は接客業ですが、フロントより体を動かします。
私が経験した中でも、
- 荷物運び
- 館内移動
- 食事の配膳
- 片付け
など、動く仕事が多くありました。
特に大きな荷物を持って館内を移動したり、夕食時に何度も食事会場を往復したりするので、それなりに体力が必要です。
個人的には、
フロントに体力要素を足したような仕事
というイメージです。
逆に、ずっとカウンターに立っているより、動いている方が好きな人には向いていると思います。
勤務時間は中抜け|7時〜10時・15時〜21時
私が銀山温泉で働いたときは、中抜けシフトでした。
基本的には、
7:00〜10:00
朝の仕事をしたあと、一度休憩。
そして、
15:00〜21:00
夕方から夜にかけて再び働きます。
つまり、
7時〜10時
↓
約5時間休憩
↓
15時〜21時
という働き方です。
朝から夜まで拘束感はありますが、昼にまとまった自由時間があります。
中抜けシフトのメリット・デメリットについては、【リゾートバイトの中抜けシフトはきつい?】で詳しく紹介しています。
仲居はチップ・心付けをもらうこともある
銀山温泉で働いていたときは、お客様から心付けをいただくこともありました。
約2か月弱の勤務で、私は3〜4回ほどいただいています。
ただし、必ずもらえるわけではありません。
また、勤務先によって心付けに関するルールがある可能性があります。
私は受け取った場合、社員さんへ一応報告していました。
仲居はお客様との距離が近いため、接客を喜んでもらえたことが直接伝わりやすい仕事だと思います。
仲居がフロントより好きな理由
私はフロントも好きで、リゾートバイトの職種として90点をつけています。
それでも仲居は100点です。
一番の違いは、
お客様一組に使える時間
だと思います。
フロントでは、次のお客様が待っていることもあるため、どうしても一定のスピードで対応する必要があります。
仲居の場合は、客室へ案内して、そのまま部屋で説明や観光案内ができます。
お客様との会話を楽しみながら、
「この人にはこんな情報を教えてあげよう」
という接客がしやすい。
この点が、私にはかなり合っていました。
フロントの仕事内容については、【リゾートバイトのホテルフロントはきつい?】でも詳しく解説しています。
私の感覚では仲居は「フロントの上位互換」
これは完全に個人的な感想ですが、私は仲居を、
フロントに、より深い接客と体力仕事を足した職種
のように感じています。
フロントで必要になる、
- 人と話す
- 笑顔で接客する
- 館内を説明する
- 観光について案内する
といった要素は仲居でも必要です。
そのうえで、
- 客室まで案内する
- より長くお客様と話す
- 料理を運ぶ
- 荷物を持つ
といった仕事が増えます。
そのため私は、
フロントに向いている人なら、仲居にもかなり向いている
と思います。
仲居に向いている人
お客様にプラスアルファのサービスをしたい人
私が一番向いていると思うのは、このタイプです。
マニュアルで決められた説明だけで終わらず、
「このお客様には何をしたら喜んでもらえるかな」
と考えられる人には、とても楽しい仕事だと思います。
人と話すのが苦ではない人
客室でお客様と一対一に近い形で話す場面があります。
そのため、接客が極端に苦手だと少し大変です。
ただし、話術が特別うまい必要はありません。
感じよく会話できれば十分だと思います。
体を動かすのが苦ではない人
荷物や料理を運ぶため、それなりに体力を使います。
ずっと同じ場所に立っているより、動き回る仕事が好きな人に向いています。
観光が好きな人
観光案内が仕事になります。
周辺について調べた知識をお客様へ教えられますし、その知識は自分の休日にも役立ちます。
旅行好きとは相性がいい仕事です。
仲居に向いていない人
逆に、次の人には少し大変だと思います。
接客を最低限で済ませたい人
仲居はお客様との距離が近いです。
できるだけ人と話さず仕事をしたい人なら、裏方系の職種の方が向いています。
体力仕事が苦手な人
フロントより動きます。
荷物運びや配膳もあるため、接客だけを想像して応募するとギャップを感じるかもしれません。
決められたことだけやりたい人
もちろん基本のマニュアルはあります。
ただ、私が仲居で一番楽しいと思ったのは、
お客様に合わせて少しプラスの接客をすること
でした。
そこに楽しさを感じない場合は、仲居の良さを感じにくいかもしれません。
仲居のメリット
実際に働いて感じたメリットは次のとおりです。
- お客様との距離が近い
- 観光案内など自分らしい接客ができる
- 接客スキルが身につく
- 周辺観光に詳しくなる
- 未経験でも覚えやすい
- 男性でも普通に働ける
- 心付けをもらうこともある
- 一組のお客様に長く関われる
最大のメリットは、やはり接客の深さだと思います。
仲居のデメリット
一方で、
- 最初は説明を覚えるのが大変
- 体力を使う
- 中抜け勤務になりやすい
- 朝が早い
- 夜も仕事がある
- お客様と話す時間が長い
という部分はあります。
特に私の勤務時間は7時〜10時、15時〜21時だったので、一日の自由時間が完全にまとまっているわけではありません。
リゾートバイトの仲居は100点
私がこれまで経験した職種では、仲居を一番高く評価しています。
| 職種 | 個人的な評価 |
|---|---|
| 仲居 | 100点 |
| フロント | 90点 |
| レストラン | 80点 |
ただし、これは職種そのものだけで決まるわけではありません。
リゾートバイトは、
- 勤務先
- 人間関係
- 勤務時間
- お客様
- 上司
- 忙しさ
によって働きやすさがかなり変わります。
「仲居だから絶対100点」というわけではなく、銀山温泉で実際に経験した仲居の仕事が、私にはかなり合っていたという評価です。
仲居求人を選ぶ前に確認したいこと
応募前に担当者へ、次の内容を確認しておくといいでしょう。
- 客室まで案内するか
- 部屋食か食事会場か
- 配膳も担当するか
- 布団敷きがあるか
- 着物か洋装か
- 着付けが必要か
- 男性仲居はいるか
- 中抜けか通し勤務か
- 朝と夜の勤務時間
- 研修期間はあるか
同じ「仲居」という求人でも、旅館によって仕事の範囲はかなり違います。
応募する前に具体的な仕事内容まで確認した方が、ミスマッチを防げます。
求人の確認ポイントについては、【リゾートバイトの求人選びで失敗しない方法】でも紹介しています。
リゾートバイトの仲居についてよくある質問
未経験でもできますか?
私は未経験から始めました。
初日は社員さんについて説明を聞き、2日目には自分でお客様を案内しています。
1週間ほどで、かなり仕事に慣れました。
男性でも仲居として働けますか?
私自身、男性仲居として約2か月弱働きました。
仕事内容で困ることはありませんでした。
むしろ荷物運びなど力を使う業務もあるため、男性でも十分向いている仕事だと思います。
男性も着物を着ますか?
私が働いた旅館では、女性は着物、男性の私は洋装でした。
服装は勤務先によって異なるので、求人応募前に確認しましょう。
仲居はチップをもらえますか?
私は銀山温泉で3〜4回、心付けをいただきました。
ただし、お客様や勤務先によるため、必ずもらえるわけではありません。
受け取った場合の扱いも勤務先へ確認してください。
仲居とフロントならどちらがおすすめ?
私は仲居です。
フロントも好きですが、仲居の方がお客様一組に時間をかけて接客できるため、より楽しく感じました。
一方、体力面ではフロントの方が楽でした。
まとめ|人と接するのが好きなら仲居はかなりおすすめ
銀山温泉で約2か月弱、未経験から男性仲居として働きました。
私が実際に担当したのは、
- 荷物運び
- 館内案内
- 客室案内
- 客室でのチェックイン
- 観光案内
- 料理の配膳
- 片付け
- 朝食準備
- チェックアウト
などです。
最初は説明を覚えるのが大変でしたが、私は1週間ほどでかなり慣れました。
そして何より良かったのが、
お客様一人ひとりへ時間をかけて接客できたこと。
観光案内をしたり、旅の話を聞いたり、少しプラスのサービスを考えたり。
そういう接客が好きな人には、かなりおすすめできる職種です。
私自身、リゾートバイトの仕事としては100点をつけています。
男性でも問題なく働けましたし、荷物運びなどの体力仕事を考えると、男性にも向いていると思います。
ただし、仕事内容や勤務時間は旅館によってかなり違います。
「仲居」という職種名だけで判断せず、具体的な仕事の範囲まで確認してから応募しましょう。
初めて仲居に挑戦するならヒューマニック
私はヒューマニックを利用して、未経験から銀山温泉の仲居に挑戦しました。初めてのリゾートバイトで仕事内容や勤務条件が不安な人は、担当者へ細かく確認しながら求人を探すのがおすすめです。

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